しょうゆの実 / ハナブサ醤油

大豆や小麦を発酵させてつくる、江戸時代から続く万能調味料です。

今回ご紹介するのは、1823年（文政6年）創業、200年ちかい歴史をもつハナブサ醤油さんの「しょうゆの実」です。創業当時は「福島屋」という名前で、醤油のほかに酒、のちに「ハナブサ醤油」と名称を変え、現在は第15代新左衛門さんが伝統の味を守り続けています。

「しょうゆの実」は、庄内地方の郷土伝統の発酵食品です。

原材料は大豆、小麦、玄米、食塩、砂糖、酒精のみ。 余計なものを入れずシンプルに仕上げています。

通常は醤油製造の工程でできる大豆や小麦を使ってつくる「しょうゆの実」ですが、ハナブサ醤油さんでは、醤油とは別々に時間をかけて仕込み熟成させています。

上記の工程を手作業で丁寧に行い、郷土の歴史と味がついたハナブサ醤油さんの「しょうゆの実」。

豊かな醤油の香りと旨みを味わうことができる逸品です。

万能調味料である「しょうゆの実」は、料理からおつまみまで様々なアレンジが可能です。

シンプルに、熱々のご飯とご一緒にどうぞ。 ご飯と「しょうゆの実」を「ガジャガジャ」と混ぜて食べるのがポイントです。

肉や野菜との相性も抜群。 大根、茄子、きゅうりなどの即席漬けにもぜひご活用ください。

一口サイズのモッツァレラチーズをしょうゆの実に一晩漬け込むと、日本酒にぴったりの絶品おつまみが完成します。